先日は初雪が降ったここFredericksburg。沖縄出身の私にとって若干テンションがあがるイベントのひとつ。
ただタイミングがわるかった。期末試験日当日に降ってしまったからだ。
「道路が凍結していて来られません」という学生が若干名・・・。
ごくごく少量の降雪量だったため、多くは普通に出勤・登校。
同じような「欠席」連絡をもらったという同僚は「山奥にでも住んでいるのかな・・・」と皮肉発言。来られないと言う学生は、普段から休みや遅刻が多かったりするから皮肉も頷ける。
軽率に「このぐらい大丈夫じゃない?」と言って事故が起きても困る。
「別セクションの試験日に来られる?」と聞く。
すると「はい、大丈夫です」と即答。「いつですか?」と続く質問にコケつつも丁寧に教えてあげる。こういう学生には「スケジュールに載っているから見てね」なんて言うより、教えた方が早い。
窓越しに葉が落ちて寂しくなったキャンパスに「わずかな白色」が彩りを加えている様を見ながら、「次も雪だったらどうするんだろう」とふと思う。
今学期の日本語クラスの様子と私の反省は試験結果とともに報告予定。「彼ら」は無事、試験を受けられたのでしょうか・・・。
さて、今回も中古車購入について。
*その1をまだお読みになっていない方は、そちらから読んだ方がわかりやすいと思います。
淡い期待
「ローン」を借りることにした私は、嬉々として車を選んだ。気がつけばマイページの「お気に入りリスト」は15台を超えていた。が、中古車にはうるさくなっていた私はふと我にかえり、「詳細」を確認し10台まで減らした。
写真上「おっ」と思っても早まるなかれ。とりわけ安いのに「新車のようにピカピカ」な車には細心の注意が必要。"Too good to be true"=「そんなうまい話があるわけない」というわけだ。それでも「もしかしたら掘り出し物かも」と思ってしまう私がいる。実際、そうかもしれないじゃないか。いや、そんなわけはない。自問自答か。自問自制か。
※資金に余裕があれば、「ジャケ買い」ならぬ「写真買い」もできるのに。
中古車チェックポイント
「掘り出し物」を求めるのは悪いことじゃない。※ "Hidden gems"という。"Today's Hidden Gems!"という広告がきたりする。まったく。
ただ「放り出し物」を引いてしまっては、お金がいくらあっても足りない。※そもそもない
そんな時頼りになるのが「中古車チェックポイント」。
中古車を買う場合、どうやって、何をチェックすればいいか。心配ご無用。「アメリカ 中古車 購入」や"what to check when buying a used car(中古車購入で気を付けること)"などと検索すればサイトや動画が山のように出てくる。日本語でまとめてくれている賢者も多く安心。
*日米共通のアドバイス:「一人で中古車屋に!? オゥ、ノー!ノー!ノー!信頼できる友達と行きなさい!」・・・そんなもの私には通用しない。そもそも友達がいないのだから。
日本語でも不慣れな自動車関連語彙。遅かれ早かれどうせ必要になる。備えあれば憂なし。諦めてなるべく英語で勉強した。
いくつかのサイトや動画を参考に、オリジナル中古車チェックポイントを作成。これをクリアすれば晴れて「マイリスト」入りし、次の段階へ。
参考までに私の中古車ポイントを紹介。
オイル・タイヤ等のメンテナンスに関しては所有者がDIYでメンテナンスをしていて「メンテナンス歴」が報告されていない場合も。余計なリスクは避けるため、基本は"CARFOX REPORT"に情報があるかないかで判断。
走行距離は日本とは比べものにならないが、「アメリカでの標準」に沿うことに。※街中じゃないかぎり、信号がかなり少ない。結果、理論上はブレーキとアクセルを頻繁に踏まなくてすむため負担が少ないそう。実際はstop&goを繰り返す人が多い気がするが、気にしない気にしない。
"inspection"とは日本でいう車検のこと。これをクリアしていれば「ある程度」安心できるし、買って検査場に持っていくのは面倒だったため採用。※あくまで「ある程度」である。その理由はあとで詳しく書く。
ちょっと神経質だが、中古車が走っていた地域も確認。「豪雪地帯」、「海岸沿い」、「洪水(ハリケーン等含む)歴」は「サビ天国」だからだ。表面上綺麗でも、車に重大な問題がある/起こる可能性が高い。
車種ごとの" to buy(買ってもいい) "、" to avoid(やめとく) "はこちらを主に参考にした。製造年別の問題点を消費者・修理側からの報告をもとにまとめられているため、信頼度が高いと判断。車種を探すのが面倒な人は"What year to avoid 「ブランド」 「車種」 "などと検索すればお目当ての記事がすぐ出てくるはず。※「これいいな〜」と思っても"to avoid"に引っかかることがほとんど。つまり、中古車とはそういうものだ。
車には「VINナンバー」とよばれる個別の車両番号が登録・記載されていて、中古車サイト・アプリ内でも確認可能。※番号がなければ、問い合わせを。教えてくれないなら、信用ゼロ。
”VIN look up”などでネット検索し、VINナンバーを入力すれば、「車の走行距離」、「生産時の車体の色」、「事故・盗難・天災被害の有無」等、さまざまな情報が確認できる。大手サイトやアプリの情報と一致していないことはほとんどないと思う。私はこちらのサイトを利用。※特に個人売買や小さな中古車屋などで購入する場合は一度見ておいた方が良さげ。
いざ中古車屋へ。でもその前に。
全てのチェックリスト(不安要素)をクリアしたら、いよいよ中古車屋へ。まずはメールや電話で情報交換や日程調整を行わなければならない。※英語が不安だからわざわざメールしているのに、たいてい電話がかかってくる。「遅かれ早かれ」の精神で乗り越えるしかない。
中古車屋の評価はチェックした(各種中古車サイト、Google、Facebookなどで)。「百聞は一見にしかず」なのだが、あまりにも評価が低い、文句が多い場合は避けた。そんなところは英語もおぼつかないアジア人に優しくするはずがないのだ(現実)。*アメリカのカスタマーサービスは日本と比べものにならない。加えて私はアジア人のおじさん・・・である。
私が中古車屋に行く前に注意したのは:
①HP・各種SNSの更新頻度が高い。車情報や購入者の写真等が多ければ尚良し。
②メールやメッセージのやりとりがスムーズ。電話での対応も良ければ尚良し。
③購入後の保証 " warrenty "がある。※大体「数ヶ月」か「数マイルまで」のいづれか早い方。
④購入にかかる費用 " processing fee "が明確。高すぎても却下。
⑤なるべく近場。
以上の注意点を見事?クリアしたら「実戦」だ。
中古車屋と試運転と五感
最近は車をネットで購入し自宅にお届け!なんていう中古車販売店もある。新しい車や信頼できるお店ならありかもしれない。が、そんなことができる余裕がない私はひたすら中古車屋巡りと試運転を繰り返すことにした。
ラッキーなことにそんなに巡らず購入に至ったが、やはり実際見に行って良かったと思う。写真ではわからない、自分で体験して初めてわかることが多かったからだ。つまり、五感を全開に研ぎ澄ませて立ち向かった。
五感をどう使うか・・・長くなってしまったので次回。雑長文ごかんべんを。
中古車を
購入するなら
要「下調べ」
あとで言いたい
よう調べました
後悔は先に立たず。その先には目処も立たないのだ。
今回の1曲:
奥田民生 - And I Love Car(アコースティックver.) [Official Music Video] - YouTube
隼